久しぶりの更新です。
結婚情報「O-net」設立の旧「オーエムエムジー」、倒産のニュースはもうすっかりご存知の方も多いことと思います。
雑誌やなにやらで結構チラシなどが入っているのをよく見かけましたから。
1980年に「配偶者選択システム研究所」と「大阪結婚医学ガイダンス」が前進となり、「オーエムエムジー」として設立された結婚情報サービスがオーネットの原点だったようです。
東京商工リサーチよると、負債総額は約22億8600万円だったとか。
多くの結婚相談所にも一定のメッセージはあったのかと。
まず私たちも含め、結婚相談所が今後淘汰される方向であることは間違いありません。
淘汰の前に大切なのは、結婚相談所とは役割はいったい何であるのかが厳格かつ明確でないことであります。
結婚をするためのサポートというキャッチーはどこもPRしていますが、結婚のどういったケースを想定して、何で一番役に立ちたいのか?
このあたりが、さらに明確になるといいなと感じております。
結婚が決まりやすい人が入会した場合、瞬間的に結婚が決まってしまいますので、結婚相談所への入会から1年以上が経過している会員さんというのは、なにかしら理由があってきまりにくいというのは、明確であります。
ご本人の拘りや条件が非常に高いのか?
それとも、選ばれない理由がご本人にあるのか?
それとも、お見合いがなかなか組めないのか?
どちらにしましても、カウンセラーに求められるのは現状をまず正確にはっきりと示して伝えること(なかなか難しいですが)、そして解決策をはっきりと提示できるかどうかが、より問われるようになってくるでしょう。
時間と共に上記のような点をより掘り下げることが求められたこととは裏腹に、オーネットに関しては、うまく波にのってしまったことで慢心がでたのかもしれません。
そうでなければ、負債総額は約22億8600万円という巨額の負債とはなりにくいビジネスであるはずです。
2chでも、この話題がだいぶ出ていましたが、「うざい」というのが多くの方々が感じていたところであったようです。
営業的な動きをとれば、当然必要としていない人たちからすれば、迷惑となるわけですから、難しいところではあります。
しかしながら、必要としている人たちにお役にたてるという気持ちがあるからこそ、営業活動をどこもしていることであると思いますし。
オーネットの破綻を機に、より悪質で女々しい商売が横行するのか、反対にまじめな業者だけが次の役割を見つけながらサービス向上となるのか注視していきたいところであります。