ただ人と少し違った努力をしてきた人、努力の仕方を知っていた人。
ではどんな努力か。
答えを先に述べます。
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「自分にとって都合のよいストーリーを作れた人」です。
今回のキーワードは、「ストーリー」です。
えっ、ストーリーを作る??
何言っちゃってるの、この人って思ったあなたに。
小説には、たいていの場合、起承転結がありますね。
実は相手を引き込むトークやPR、存在の誇示の中にも起承転結があれば相手を引き込める可能性は広がります。
実際に社会に出ますと履歴書や職務経歴書の提出を求められます。
履歴書・職務経歴書と今回のストーリーつくりは同等です。
履歴書・職務経歴書を見て、担当者はその人をある程度イメージするでしょう。
それで・・・
はい、それでどうしたらいいか？ですね。
長所をPRしようと考えるから難しくなるのです。
短所を徹底的に洗い出してください。
人間の短所は長所とは違い、他人があからさまな反応を示しますので自分の短所を意識できない人はいないはずです。
ありがたいもので、短所というのが多ければ多いほどに「さほど輝きもしない長所」をギラギラと輝かせてくれるのです。
このテコの原理を利用すればいいのです。（投資などでレバレッジと呼ばれる方法です）
常にいい人がいいことをしても他人は気にもとめません。
が、日頃から印象の悪い人（感じの悪い人）が、皆さんの知らないところでこっそり努力をしていたり、掃除をしていたり、ボランティアをしている姿を偶然見かけたらどうでしょうか。
このギャップに人は人に強い関心を示すといわれています。
2009年3月24日 WBCの イチロー選手 を覚えていますか。
イチローが好きな人も嫌いな人もいるでしょう。
けれど、世界屈指のバットコントロールを持つ男でも全くヒットが出ないという経緯があったからこそ、延長10回表の一打が感動的だったわけです。
- コンカツでいうと家庭的な雰囲気がまったくしない女性が、実は煮物ががとびっきりうまかったら・・
- チンピラ風の怖そうなおじさんが、実は難かしい手術から逃げないドクターだったなら・・・
- 一見、文句のつけようのない理想的な男性が、実は貧しい環境から努力でのし上った経緯の上に今がある人だったなら・・
突然にその人の存在に関心が強くなるかもしれません。
営業でも結婚活動でもトーク・トークなど言われますが、私はこれを否定します。
だって、関心がない人にいくらうまいトークをされても感心が持てるはずがないからです。
だったら、存在そのものに関心を持ってもらえる努力をするべきです。
これが私のいう「都合のよいストーリーを作れ」となるわけです。
さらなるテクニカルを学びたい方はいつでもご相談ください。
以上、今日はこんなところで。
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